Chega de Melancolia

素晴らしきメランコリーの世界: presented by HMV-shibuya with YAMABRA

No.273: CARLOS NINO AND MIGUEL ATWOOD-FERGUSON / Fill The Heart Shaped Cup

アモンコンタクト、ビルド・アン・アーク、ヒュー・ヴァイブレーショナル、ライフ・フォース・トリオ等で高い評価を得たカルロス・ニーニョ。この幅広い人脈を持つ稀代の名プロデューサーがマルチ楽器奏者であり作曲家のミゲル・アットウッド・ファーガソンと共に結成した新ユニット。海、太陽、日常の音から影響を受け、ソウル、ジャズ、ワールド、エレクトロニックなど様々なジャンルの要素を含むこの作品。新たな高揚感をかきたてる素晴らしいインスト・アルバムなのです。

No.272: THE INNOCENCE MISSION / My Room In The Trees

デビューから21年。アルバムとしては8枚目となる待望の新作です。カレン・ペリスの柔らかで唯一無二の声。それを優しく包み込むギターとウッド・ベース。まるで彼らの周りだけは時間の流れが永遠に止まってしまってるかのような儚く切ない世界観は、まるで故郷の想い出のような音楽。何時までも傍らにおいて置きたい、懐かしくも暖かな名盤の誕生です。

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No.270: RICHARD CRANDELL / Essential Tremor

カルロス・アギーレと同じく川や大地と呼吸をするようにムビラを奏でるリチャード・クランデル。穏やかな水の流れの如く音色と、静かな鼓動にも似たパーカッシヴなリズムが清々しい旋律をつくりだす「Click」が心の内面の静寂をゆっくりと取り戻してくれる。

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No.266: JOE HENRY / Blood From Stars

ソロモン・バーク、アラン・トゥーサン、ランブリング・ジャック・エリオットetcと名だたる大物のプロデュースを手掛け”現代最高の音響構築人”の名を欲しいままにしているジョー・ヘンリー最新作。繊細で緻密、ダークな音像からたちあがるジャズ~フォーク~ポップ~ブルーズの邂逅は、まるでいにしえのフィルム・ノアールを見たような普遍的な魅力を放つ。キャリアの絶頂を示す新たな傑作の誕生です。

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No.264: RUFUS WAINWRIGHT / All Days Are Nights: Songs For Lulu

Rufus Wainwright待望の6枚目。近年少し演出過剰な?雰囲気もあった彼ですが、今回はストイックに彼の声とピアノのみで綴られた待望の内容。タイトルはシェイクスピアの「Sonnet 43」とルーファス自身によるコンセプトに帰するもので彼の思う”Lulu”とは”誰の心にも潜む暗く、じっと考え込み、危険な女性的部分”だとか。尚”Lulu”とは1929年のドイツ無声トーキームービー映画「パンドラの箱」の中で’Lulu’役を演じたLouise Brooksがモデル。

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No.261: BON IVER / For Emma, Forever Ago

英米のメディアでも大絶賛され軒並み08年のベストアルバムに選出されたジュスティン・ヴァーノン(aka Bon Iver)のデビューアルバムです。Fleet Foxesらと共に、オーガニックでありながらも細やかな音響感覚も垣間見せる、次世代の新たなアメリカン・フォークを紡ぐ彼ですが、ジャケットの雪の情景ともども、ブルース・コバーンのあの名盤も連想させますね。

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No.260: ELLIOTT SMITH / Ether/ or

言わずもがなの大名盤。故エリオット・スミスがまだ”オルタナ旋風”の残り火の溢れた97年に”KillRockStar”からひっそりとリリースした3rdアルバム。余りにも剥き出しで無防備な弾き語りサウンドは図らずも多くの怒れる”現代のパンクス”の心を癒したのでした。ラストの「Say Yes」への流れはいつ聞いても涙・・・。歴史はこういう風に”ひっそり”と作られるのですね。

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No.257: AMERICA / Holiday

米国ウェスト・コーストへの情景と、英国らしいモダンでジェントルな風合いはギャラガー&ライル「Willie and the Lapdog」と同じ趣。やはりジョージ・マーティンによる見事な手腕によるもの。『Ventura Highway」と並ぶ「Tin Man」はハワイのカントリー・リヴィングにも通じるメジャー7thのグルーヴ・マジック。

No.254: LORI SCACCO / Circles

スコット・ヘレンのレーベル、Eastern Developmentsより、静寂にひっそりと美しく響くアンビエンス。アコースティック・ギターと電子ピアノ、そして微かなフィールド・レコーディングとエレクトロニカを配した、まさに絶妙のセンスが光る真夜中の芸術。

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No.253: RACHEL GRIMES / Book Of Leaves

exレイチェルズの中心人物であるレイチェル・グリムスの初ソロ作品。ピアノとフィールドレコーディングを2本のマイクのみを使用してシンプルにレコーディングしたという本作の静謐なサウンドは、坂本龍一やハロルド・バッドも想起させる研ぎ澄まされた美しさがあります。美しいジャケット同様の朝靄の山中のようなサウンドスケープに心癒されます。

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No.252: BUILD AN ARK / Love Part 2

各方面で絶賛を浴びた「Love」から半年、予告されていたその第2楽章。歓喜と祈りと躍動に溢れたPart.1から一転、ノンビートの音響的スケッチや、ドローン的なアンビエンス、曲の断片が浮かんでは消え、瞑想と沈思を表現した驚愕のアンビエント音響作品。今作にこそ、彼らの真髄があるように思えてなりません。

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No.251: HOPE SANDOVAL & THE WARM INVENTIONS / Bavarian Fruit Bread

マージー・スターのホープ・サンドヴァルとマイブラのドラマー、コルム・オコサークによるユニット。ネオサイケの狂騒の先に見いだした、その後の来るべきフリーフォークを予見した白昼夢の調べ。「Suzanne」はいつだって甘く切ないあの頃へ連れ去ってくれる。

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No.250: JERRY GONZALEZ / Ya Yo Me Cure

キップ・ハンラハンのストイックな美学とニューヨリカンの哀愁の哲学。反復するパーカッションのトライヴァルなリズムと、ピアノの甘美な調べ、トランペットのクールなフレイ図が混じり合う、ウェイン・ショーターの「Nefertitti」に至高の陶酔感が漂う。

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No.245: CHET BAKER & PAUL BLEY / Diane

1985年に録音されたチェット・バイカー晩年の傑作です。タイトルはチェットの恋人の名前から。ポール・ブレイとの繊細な音のやり取りは、今にも壊れてしまいそうなくらい危うい美しさに溢れている。こんなに沁みるアルバムはそうそうないですね。

No.241: REX FOSTER / Roads Of Tomorrow

逆光の夕日に照らされたジャケットも美しいテキサスのシンガー・ソング・ライター、レックス・フォスターのフランス録音盤は、同時期のサラヴァ・レーベルのフォーク・サイドにもリンクするアーシーなソフィスティケイト・スワンプ。

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