December 2010
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No.277: V.A. / Melancholy Music ~Piano & Classical...
橋本徹さんの選曲による「素晴らしきメランコリーの世界」、第1弾「ピアノ&クラシカル・アンビエンス」編。ジャンルや時代を超えた美しい音楽を橋本さんの感性でコンパイル。穏やかでいて研ぎすまされた世界。
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November 2010
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No.276: NOBUYUKI NAKAJIMA / Passacaille
室内楽とブラジル音楽とジャズが見事な調和に基づいて音の風景を描く。黄昏の秋空に舞う「Waltz of Autumn」、アンドレス・ベエニョ・オルタのカヴァー「Manuel, O Audaz」など名曲揃い。
Nobuyuki Nakajima: MySpace
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No.275: HENNING SCHMIEDT / Klavierraum
静かに零れ落ちるピアノの音と残響が誘う、安らかなまどろみ。ドイツのピアニスト、ヘニング・シュミットによるクラシカルで美しい静寂の独奏。「妊娠中の妻が暑い夏を心地よく過ごせるように」という思いから作られたエピソードも素晴らしい。
Henning Schmiedt: Official Page
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No.274: PREFAB SPROUT / Jordan: The Comeback
1990年リリースの5作目。プロデュースはお馴染みトーマス・ドルビー。全部で60分以上/19曲という大作ですが、甘くロマンティックなムードとちょっとばかり謎めいた雰囲気が最高のバランスで昇華した、プリファブ・スプラウトの最高傑作との呼び声も高いアルバム。すでに発表から20年経過しているというのに、この瑞々しさはどうでしょう。サウンド/歌詞ともに彼らの頂点を極めた1枚。
Prefab Sprout: Unofficial Homepage
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No.273: CARLOS NINO AND MIGUEL ATWOOD-FERGUSON /...
アモンコンタクト、ビルド・アン・アーク、ヒュー・ヴァイブレーショナル、ライフ・フォース・トリオ等で高い評価を得たカルロス・ニーニョ。この幅広い人脈を持つ稀代の名プロデューサーがマルチ楽器奏者であり作曲家のミゲル・アットウッド・ファーガソンと共に結成した新ユニット。海、太陽、日常の音から影響を受け、ソウル、ジャズ、ワールド、エレクトロニックなど様々なジャンルの要素を含むこの作品。新たな高揚感をかきたてる素晴らしいインスト・アルバムなのです。
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No.272: THE INNOCENCE MISSION / My Room In The...
デビューから21年。アルバムとしては8枚目となる待望の新作です。カレン・ペリスの柔らかで唯一無二の声。それを優しく包み込むギターとウッド・ベース。まるで彼らの周りだけは時間の流れが永遠に止まってしまってるかのような儚く切ない世界観は、まるで故郷の想い出のような音楽。何時までも傍らにおいて置きたい、懐かしくも暖かな名盤の誕生です。
The Innocence Mission: Official Page MySpace
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No.271: AMIINA / Kurr
アイスランドの妖精たちが奏でるハンド・ベル、ハープ、カリンバ、チェレスタ、ミュージカル・ソウ、木琴の音色と有機的に共鳴するエレクトロニカの可憐な響き。ガラス細工のような透明感をもつ「Sexfaldur」、「Kolapot」など、ピュアな美しさに魅了される。
Amiina: Official Page MySpace
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No.270: RICHARD CRANDELL / Essential Tremor
カルロス・アギーレと同じく川や大地と呼吸をするようにムビラを奏でるリチャード・クランデル。穏やかな水の流れの如く音色と、静かな鼓動にも似たパーカッシヴなリズムが清々しい旋律をつくりだす「Click」が心の内面の静寂をゆっくりと取り戻してくれる。
Richard Crandell: Official Page MySpace
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No.269: MUSETTE / Datum
スウェーデンらしく確かにアメリカとは違うヨーロッパ的な雰囲気。ピアノとアコーディオン、ヴァイオリンを中心にフィールド・レコーディングを織り交ぜて、まるでジャック・タチの「ぼくの伯父さん」とアート・ヴァンダムが出会ったようなホリデー・ミュージック。古い映画を観ているような、老夫婦の若かりしころの甘酸っぱい記憶。自転車で草原を駆け抜けるような。誰もが懐かしさを感じる作品です。
Tona Serenad: Officila Page
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No.268: JEB LOY NICHOLS / Strange Faith And...
”ロング・タイム・トラヴェラー”ジェブ・ロイ・ニコルズの真夜中のスピリチュアル/フォーク。ピート・ヨーク「It’s Over」を彷彿させる「This Morning」をはじめ、全編にわたりノスタルジア77、ベン・ラムディンの見事なプロデュースが冴えわたる。
Jeb Loy Nichols: MySpace
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No.267: LÔ BORGES / Nuvem Cigana
79年の『A Via-Lactea』、80年のファミリー・アルバム『Os Borges』という名盤に続く81年作は、ミナスの自由な風が吹き抜け、眩い輝きを放つほど素晴らしい内容。この一枚に浮遊感と切なさを孕むローの魅力が詰まっていると言っても過言ではない。
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No.266: JOE HENRY / Blood From Stars
ソロモン・バーク、アラン・トゥーサン、ランブリング・ジャック・エリオットetcと名だたる大物のプロデュースを手掛け”現代最高の音響構築人”の名を欲しいままにしているジョー・ヘンリー最新作。繊細で緻密、ダークな音像からたちあがるジャズ~フォーク~ポップ~ブルーズの邂逅は、まるでいにしえのフィルム・ノアールを見たような普遍的な魅力を放つ。キャリアの絶頂を示す新たな傑作の誕生です。
Joe Henry: Official Page
October 2010
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No.265: PUENTE CELESTE / Nama
アルゼンチンの先鋭と伝統を繋ぐ、鬼才サンティアゴ・バスケス率いるスーパーグループ:プエンテ・セレステ。今まで発表した楽曲の新録音を中心に彼らの魅力が詰まった新たな一枚が誕生しました。本アルバムのタイトル「NAMA」は文字通り“生”で、“加工していない”つまり“ライブ(録音)”をさします。大方のリスナーが慣れているスタジオ録音の音質ではなく、とてもヴィヴィトで洗練された音はまるでこの場で演奏しているかのような臨場感です。
Puente Celeste: Official Page MySpace
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No.264: RUFUS WAINWRIGHT / All Days Are Nights:...
Rufus Wainwright待望の6枚目。近年少し演出過剰な?雰囲気もあった彼ですが、今回はストイックに彼の声とピアノのみで綴られた待望の内容。タイトルはシェイクスピアの「Sonnet 43」とルーファス自身によるコンセプトに帰するもので彼の思う”Lulu”とは”誰の心にも潜む暗く、じっと考え込み、危険な女性的部分”だとか。尚”Lulu”とは1929年のドイツ無声トーキームービー映画「パンドラの箱」の中で’Lulu’役を演じたLouise Brooksがモデル。
Rufus Wainwright: Offcial Page MySpace
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No.263: RACHAEL DADD / Summer / Autumn Recordings
英国ブリストルの女性シンガー・ソングライター、レイチェル・ダッドの06年作品。英国の空のような憂いを秘めたサウンドに、ジョニ・ミッチェルを連想させる透明で芯のある歌声と、アコースティックギターの柔らかな響き。鳥や犬の鳴き声なんかも聞こえてくる、窓を開け放しての録音も最高に気分ですね。ちょっと曇り空だけど、優しいそよ風を届けてくれる1枚です。
Rachael Dadd: Official Page MySpace
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No.262: HUGO FATTORUSO & REY TAMBOR / Puro...
近年さらに活発な活動をしているウルグアイのマエストロ:ウーゴ・ファットルーソ。カンドンベを基調としたジャズ・・・といった作風は相変わらずなのですが、同郷ウルグアイの偉人エドゥアルド・マテオのカバー①から、洪水のように畳み掛けるパーカッションに脱帽!キップ・ハンラハンのアメリカン・クラーヴェ周辺ともシンクロする土着性と洗練度、さらにウーゴらしい“メランコリズム”の融合はとにかく唯一無二。これぞ野蛮と洗練の極みなのです。
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No.261: BON IVER / For Emma, Forever Ago
英米のメディアでも大絶賛され軒並み08年のベストアルバムに選出されたジュスティン・ヴァーノン(aka Bon Iver)のデビューアルバムです。Fleet Foxesらと共に、オーガニックでありながらも細やかな音響感覚も垣間見せる、次世代の新たなアメリカン・フォークを紡ぐ彼ですが、ジャケットの雪の情景ともども、ブルース・コバーンのあの名盤も連想させますね。
Bon Iver: Official Page MySpace
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No.260: ELLIOTT SMITH / Ether/ or
言わずもがなの大名盤。故エリオット・スミスがまだ”オルタナ旋風”の残り火の溢れた97年に”KillRockStar”からひっそりとリリースした3rdアルバム。余りにも剥き出しで無防備な弾き語りサウンドは図らずも多くの怒れる”現代のパンクス”の心を癒したのでした。ラストの「Say Yes」への流れはいつ聞いても涙・・・。歴史はこういう風に”ひっそり”と作られるのですね。
Elliott Smith: Official Page by fans MySpace
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No.259: EARLY SONGS / Wind Wound
デリケイトに配されたアコースティック・ギター、ピアノ、チェロとミニマムのラップトップ。心温まるサウンドと牧歌的なメロディーに導かれる「Far Away is Scottland」が夏草の香りにも似たメランコリックな記憶と風景を静かに呼び覚ます。
Early Songs: Official Page MySpace
September 2010
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No.258: CATHY CLARET / Cathy Claret
哀愁漂うスパニッシュ・ギターと、アンニュイな歌声、少女のような表情と眼差しが印象的なクレブスキュールのボヘミアン。「Regarde-Moi Sourire」、ノスタルジックなジプシー・フレンチ「Le Llundi Au Soleil」にときめく想い。
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No.257: AMERICA / Holiday
米国ウェスト・コーストへの情景と、英国らしいモダンでジェントルな風合いはギャラガー&ライル「Willie and the Lapdog」と同じ趣。やはりジョージ・マーティンによる見事な手腕によるもの。『Ventura Highway」と並ぶ「Tin Man」はハワイのカントリー・リヴィングにも通じるメジャー7thのグルーヴ・マジック。
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No.256: MIKE WESTBROOK / Mike Westbrook's Love...
これぞUKジャズ・ロックの名盤。ロックとジャズ、モーダルとスピリチュアル、スリリングとハッピー。複合的なこの作品の魅力を説明するのは難しい。切なく胸をかきむしるメロディとノーマン・ウィンストンの歌声は全てのラヴァーズたちへ送る賛歌。
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No.255: FEDERICO DURAND / La Siesta del Cipre's
安らかに揺らぐ音のさざ波に、ゆっくりと現実から離されていくような感覚に包まれる。”杉の木の昼寝”と題された、ラップトップとフィールド・レコーディングを融合させ構築したという「Pudu, tu Nombre es Tobias?」の簡素でおぼろげな印象に、淡い夢を重ねる。
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No.254: LORI SCACCO / Circles
スコット・ヘレンのレーベル、Eastern Developmentsより、静寂にひっそりと美しく響くアンビエンス。アコースティック・ギターと電子ピアノ、そして微かなフィールド・レコーディングとエレクトロニカを配した、まさに絶妙のセンスが光る真夜中の芸術。
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No.253: RACHEL GRIMES / Book Of Leaves
exレイチェルズの中心人物であるレイチェル・グリムスの初ソロ作品。ピアノとフィールドレコーディングを2本のマイクのみを使用してシンプルにレコーディングしたという本作の静謐なサウンドは、坂本龍一やハロルド・バッドも想起させる研ぎ澄まされた美しさがあります。美しいジャケット同様の朝靄の山中のようなサウンドスケープに心癒されます。
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No.252: BUILD AN ARK / Love Part 2
各方面で絶賛を浴びた「Love」から半年、予告されていたその第2楽章。歓喜と祈りと躍動に溢れたPart.1から一転、ノンビートの音響的スケッチや、ドローン的なアンビエンス、曲の断片が浮かんでは消え、瞑想と沈思を表現した驚愕のアンビエント音響作品。今作にこそ、彼らの真髄があるように思えてなりません。
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No.251: HOPE SANDOVAL & THE WARM INVENTIONS /...
マージー・スターのホープ・サンドヴァルとマイブラのドラマー、コルム・オコサークによるユニット。ネオサイケの狂騒の先に見いだした、その後の来るべきフリーフォークを予見した白昼夢の調べ。「Suzanne」はいつだって甘く切ないあの頃へ連れ去ってくれる。
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No.250: JERRY GONZALEZ / Ya Yo Me Cure
キップ・ハンラハンのストイックな美学とニューヨリカンの哀愁の哲学。反復するパーカッションのトライヴァルなリズムと、ピアノの甘美な調べ、トランペットのクールなフレイ図が混じり合う、ウェイン・ショーターの「Nefertitti」に至高の陶酔感が漂う。
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No.249: EDGARDO CARDOZO TRIO / Anos Despues
アカ・セカ・トリオと並ぶ、アルゼンチンのネオ・フォルクローレ、プエンテ・セレステでも活躍するエドガルド・カルドーゾのアコースティク・トリオ。まるでネオ・アコースティックのように瑞々しいアンサンブル「Ellos」をはじめ、全編に渡り心地よい風が吹き抜ける。
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No.248: TRACEY THORN / Love And Its Opposite
トレーシー・ソーン2年ぶりの新作ソロはEBTGの長年のパートナーであり、人生のパートナーでもあるベン・ワットのレーベル、Strange Feelingからのリリース。曲調的には90年代近辺から「Amplified Heart」あたりを彷彿させるアコースティックな感触が嬉しい。初期のような”触ると切れる”ような感じは勿論ありませんが、そのスピリットを内包しつつも成熟した大人の表情が実に素晴らしい。
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No.247: DOMINIQUE BAROUH / La Transatlantique
サラヴァ・レーベルからの真夜中音楽。デヴィッド・マクニールによるメロウアコースティック「La Transatlantique」と、ピエール・バルーによる子守唄「BERCEUCE」はドミニク・バルーの寄り添うような歌声に、そっと目を閉じて耳を傾ける・・・。
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No.246: PAULINHO DA VIOLA / Paulinho da Viola
心地よい春風に舞う葉のように軽やかなサンバを奏でるヴィオランの音色。そしてジェントルな歌声が心に沁み入る。サンビスタ、パウリ−ニョ・ダ・ヴィオラの音楽には、新しい季節の始まりに相応しい生きる喜びと、大切な人に捧げる慈愛の念を感じる。
Paulinho da Viola: Official Page
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No.245: CHET BAKER & PAUL BLEY / Diane
1985年に録音されたチェット・バイカー晩年の傑作です。タイトルはチェットの恋人の名前から。ポール・ブレイとの繊細な音のやり取りは、今にも壊れてしまいそうなくらい危うい美しさに溢れている。こんなに沁みるアルバムはそうそうないですね。
August 2010
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No.244: MATTHEW HALSALL / Colour Yes
デビュー作「Sending my love」も素晴らしかったマンチェスター出身の若きトランぺッター、Matthew Halsallの待望の2ndアルバムです。70年代のStrata Eastなどの質感を思わせる美しくも儚いサウンド。所謂”クラブジャズ”流れの”スピリチュアル”ではない、エレガントでモーダルな”スピリチュアル”。個人的にはこんなアルバムを待っていました。
Matthew Halsall: Official Page MySpace
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No.243: BALLAKÉ SISSOKO AND VINCENT SEGAL /...
ゴンザレス『Solo Piano』と同じくフランスのNo Formatより届けられたコラとチェロによるスピリチュアルな室内楽。倍音を含んだ「Oscarine」、「Ma-Ma Fe」が、ザキール・フサインの「Making Music」の神聖な世界観と素晴らしいシンクロを果たす。
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No.242: ANA PRADA / Soy Sola
ウルグアイの音楽平原にナチュラルな風を運ぶSSWのアナ・プラダ。弦の音の輪郭を際立たせるように奏でるクリアなアコースティック・ギターの響きに、ダニエル・ドレクスレルにも似た独特の響きをもつ歌声がたおやかにより添い、歌に秘めた優しさが穏やかな表現となる。
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No.241: REX FOSTER / Roads Of Tomorrow
逆光の夕日に照らされたジャケットも美しいテキサスのシンガー・ソング・ライター、レックス・フォスターのフランス録音盤は、同時期のサラヴァ・レーベルのフォーク・サイドにもリンクするアーシーなソフィスティケイト・スワンプ。
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No.240: MARTIN BUSCAGLIA / El Evangelio Segun Mi...
南米ウルグアイから世界を見据えたハイブリッド・ポップなシンガー・ソングライター:マルティン・ブスカグリア06年のアルバム。プリンスや初期ジェイミー・リデルにも通じる粘着系ファンクネスをを軸にしながらも、時折覗かせるセンチメンタルな表情がたまらない。かの名曲のオーセンティック・レゲエ風味カヴァー⑦や④などホント素晴しいです。
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No.239: MEG BAIRD / Dear Companion
春の木漏れ日のなかで、ひとりで佇む静寂の時間。エスパーズのヴォーカリスト、メグ・ベアードによる、”独り”シンプルな弾き語り。純粋無垢で穏やかな歌声が耳なじむ、ジミー・ウェッブ「Do What You Gotta Du」のカヴァーに心が洗われる。
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No.238: ULISES CONTI / Iluminaciones
カルロス・アギーレやアレハンドロ・フラノフのソロ・ピアノと同じ魂をもつ「Huellas en el Otro」の鍵盤の揺らぎ。気鋭のアーティスト、ウリセス・コンティのピアノの余韻が、生音の弦や管を織り交ぜた極上のメロウ・エクスペリメンタルとなって静かにたなびく。
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No.237: BOOZOO BAJOU / Grains
ゆるやかなメロウ・チルアウト・ソウル。同じ1K7レーベルのメイヴィスがカート・ワグナーをヴォーカルに迎えた「Gangs of Tome」への架け橋ともいえる「Flickers」の儚い歌声と、やるせないギター・カッティングのグルーヴに胸が締めつけられる。
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No.236: ALEX CHILTON / Live in Anvers
2010年3月17日、心臓発作のため帰らぬ人となってしまったアレックス・チルトン。この作品は遺作となってしまった04年のライヴアルバム。後期の定番路線であったジャズ~ソウルのカヴァーを軸に、ビッグスター時代の”Down the Street”もやってます。ジャズコンボのフィーリングを軸にした相変わらずの”我が道を行く”この姿勢。大人のR&Rアルバムとしても最高の逸品。いつもここで彼の魂に会えます。
Alex Chilton: MySpace
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No.235: SAM AMIDON / I See The Sign
NYネオ・フォーク・シーンで異彩を放つサム・アミドン。ニック・ドレイクやブルース・コバーンのような70年代のフォーキーなSSWたちと比較されることも多い彼の作品は、トラディショナルなフォーク・ミュージックのマナーを継承しながらも、ヴァルゲイル・シグルズソンが運営するアイスランドの先鋭的なエレクトロニカ・レーベル Bedroom Recordingsの強力なメンバーにサポートされる事により、古き良きフォーク・ミュージックにモダンなエッセンスが加わったオリジナリティ溢れるサウンドを展開。ゲストでベス・オートンも参加してます。
Sam Amidon: Official Page MySpace
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No.234: TIM STORY / The Perfect Flaw
ブライアン・イーノやハロルド・バッドにも通じる印象派のアンビエント・クラシック。ティム・ストーリーのピアノに宿る柔らかな色彩と光の電子音の融合は、まるで古いレンズを通して夢の中を覗くような不思議な感覚。
Tim Story: Official Page MySpace
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No.233: RAPHAEL CHICOREL / I'm In Love With You
ラファエル・チコレルが72年に製作したプロモーション的自主制作盤。イントロのブレイクから風のように疾走する“THE BIRD”とそのヴォーカル・ヴァージョンと言える“ALL THAT LOVE MAKING”、愛息とのデュエットも微笑ましいゆりかごワルツ“WALKING WITH JOCKO”、そして究極のハッピー・ジャズ・アンセム“YOU’RE MY REASON”。素敵な休日を演出する大名盤。
Raphael Chicorel: Official Page
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No.232: ELIZABETH MITCHELL / You Are My Sunshine
アイダのヴォーカリスト、エリザベス・ミッチェルによる、心温まる子守唄集。陽だまりフォーク「You Are My Sunshine」や、シンプルな親指ピアノの演奏に、のんびりと歌われるボブ・ドロー「3 Is The Magic Number」の愛らしいカヴァーに笑顔があふれる。
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No.231: GARY MARKS / Gathering
ジェイムス・テイラーのようなマイルドなヴォーカルと、70年代のティム・バックリーのような“ジャズ風味”のフォーク・サウンド。ジョン・スコフィールドのギターと、デヴィット・サムエルズのヴィブラフォンが絡むクールな名盤。独特の薄暗い雰囲気は、是非深夜に聴いてほしい。
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No.230: AISHA DUO / Quiet Songs
ヴィヴラフォンとマリンバが繰り成す幻想的な響きが、地平線をゆっくりと黄金色に染めるように美しい風景を描く。神秘に満ちたオレゴンのスピリチュアル・カヴァーに月がのぼり、しなやかなチェロのサポートも印象的な「Amanda」に静かに星が瞬きはじめる。
Aisha Duo: Official Page MySpace
July 2010
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No.229: CAETANO VELOSO & GAL COSTA / Domingo
トロピカリア前夜、GalとCaetanoにとってのデビュー作。Bossa Nova mannerを踏襲した最初で最後の作品で、この後二人はトロピカリアに身を投じる。デビュー作品とはいえ曲の完成度は凄まじい。気怠く、静謐な色気が漂う本作こそBossa Novaの終焉に相応しい終止符である。うんざりする程暑い日曜日に。
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No.228: THE DURUTTI COLUMN / Keep Breathing
初期ファクトリーレーベルの象徴でもある奇才ヴィニー・ライリー(a.k.a.ドゥルッティ・コラム)、06年発表の大傑作。独自のディレイを効かせたギターは熟練の粋に達し、美しさを飛び越えて別世界へトリップしてしまう。美しい旋律の中に静かな攻撃性をにじませた唯一無二のサウンドは健在。本当に信頼できる数少ないアーティストです。
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