Chega de Melancolia

素晴らしきメランコリーの世界: presented by HMV-shibuya with YAMABRA

No.277: V.A. / Melancholy Music ~Piano & Classical Ambience~

橋本徹さんの選曲による「素晴らしきメランコリーの世界」、第1弾「ピアノ&クラシカル・アンビエンス」編。ジャンルや時代を超えた美しい音楽を橋本さんの感性でコンパイル。穏やかでいて研ぎすまされた世界。

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さてこのブログですが、素晴らしいコンピレーションも発売され、すでにその役割は完了したのではないかと思います。誠に勝手ながら本記事をもってこのブログは終了させて頂きたいと思います。愛読して頂いた方がもしいたとしたら、この場をお借りして御礼を申し上げます。有り難うございました。

山ブラ会長

No.276: NOBUYUKI NAKAJIMA / Passacaille

室内楽とブラジル音楽とジャズが見事な調和に基づいて音の風景を描く。黄昏の秋空に舞う「Waltz of Autumn」、アンドレス・ベエニョ・オルタのカヴァー「Manuel, O Audaz」など名曲揃い。

Nobuyuki Nakajima:  MySpace

No.275: HENNING SCHMIEDT / Klavierraum

静かに零れ落ちるピアノの音と残響が誘う、安らかなまどろみ。ドイツのピアニスト、ヘニング・シュミットによるクラシカルで美しい静寂の独奏。「妊娠中の妻が暑い夏を心地よく過ごせるように」という思いから作られたエピソードも素晴らしい。

Henning Schmiedt:  Official Page

No.274: PREFAB SPROUT / Jordan: The Comeback

 1990年リリースの5作目。プロデュースはお馴染みトーマス・ドルビー。全部で60分以上/19曲という大作ですが、甘くロマンティックなムードとちょっとばかり謎めいた雰囲気が最高のバランスで昇華した、プリファブ・スプラウトの最高傑作との呼び声も高いアルバム。すでに発表から20年経過しているというのに、この瑞々しさはどうでしょう。サウンド/歌詞ともに彼らの頂点を極めた1枚。

Prefab Sprout:  Unofficial Homepage

No.273: CARLOS NINO AND MIGUEL ATWOOD-FERGUSON / Fill The Heart Shaped Cup

アモンコンタクト、ビルド・アン・アーク、ヒュー・ヴァイブレーショナル、ライフ・フォース・トリオ等で高い評価を得たカルロス・ニーニョ。この幅広い人脈を持つ稀代の名プロデューサーがマルチ楽器奏者であり作曲家のミゲル・アットウッド・ファーガソンと共に結成した新ユニット。海、太陽、日常の音から影響を受け、ソウル、ジャズ、ワールド、エレクトロニックなど様々なジャンルの要素を含むこの作品。新たな高揚感をかきたてる素晴らしいインスト・アルバムなのです。

No.272: THE INNOCENCE MISSION / My Room In The Trees

デビューから21年。アルバムとしては8枚目となる待望の新作です。カレン・ペリスの柔らかで唯一無二の声。それを優しく包み込むギターとウッド・ベース。まるで彼らの周りだけは時間の流れが永遠に止まってしまってるかのような儚く切ない世界観は、まるで故郷の想い出のような音楽。何時までも傍らにおいて置きたい、懐かしくも暖かな名盤の誕生です。

The Innocence Mission:   Official Page     MySpace

No.271: AMIINA / Kurr

アイスランドの妖精たちが奏でるハンド・ベル、ハープ、カリンバ、チェレスタ、ミュージカル・ソウ、木琴の音色と有機的に共鳴するエレクトロニカの可憐な響き。ガラス細工のような透明感をもつ「Sexfaldur」、「Kolapot」など、ピュアな美しさに魅了される。

Amiina:  Official Page     MySpace

No.270: RICHARD CRANDELL / Essential Tremor

カルロス・アギーレと同じく川や大地と呼吸をするようにムビラを奏でるリチャード・クランデル。穏やかな水の流れの如く音色と、静かな鼓動にも似たパーカッシヴなリズムが清々しい旋律をつくりだす「Click」が心の内面の静寂をゆっくりと取り戻してくれる。

Richard Crandell:  Official Page    MySpace

No.269: MUSETTE / Datum

スウェーデンらしく確かにアメリカとは違うヨーロッパ的な雰囲気。ピアノとアコーディオン、ヴァイオリンを中心にフィールド・レコーディングを織り交ぜて、まるでジャック・タチの「ぼくの伯父さん」とアート・ヴァンダムが出会ったようなホリデー・ミュージック。古い映画を観ているような、老夫婦の若かりしころの甘酸っぱい記憶。自転車で草原を駆け抜けるような。誰もが懐かしさを感じる作品です。

Tona Serenad: Officila Page

No.268: JEB LOY NICHOLS / Strange Faith And Practice

”ロング・タイム・トラヴェラー”ジェブ・ロイ・ニコルズの真夜中のスピリチュアル/フォーク。ピート・ヨーク「It’s Over」を彷彿させる「This Morning」をはじめ、全編にわたりノスタルジア77、ベン・ラムディンの見事なプロデュースが冴えわたる。

Jeb Loy Nichols:  MySpace

No.267: LÔ BORGES / Nuvem Cigana

79年の『A Via-Lactea』、80年のファミリー・アルバム『Os Borges』という名盤に続く81年作は、ミナスの自由な風が吹き抜け、眩い輝きを放つほど素晴らしい内容。この一枚に浮遊感と切なさを孕むローの魅力が詰まっていると言っても過言ではない。

No.266: JOE HENRY / Blood From Stars

ソロモン・バーク、アラン・トゥーサン、ランブリング・ジャック・エリオットetcと名だたる大物のプロデュースを手掛け”現代最高の音響構築人”の名を欲しいままにしているジョー・ヘンリー最新作。繊細で緻密、ダークな音像からたちあがるジャズ~フォーク~ポップ~ブルーズの邂逅は、まるでいにしえのフィルム・ノアールを見たような普遍的な魅力を放つ。キャリアの絶頂を示す新たな傑作の誕生です。

Joe Henry:  Official Page

No.265: PUENTE CELESTE / Nama

アルゼンチンの先鋭と伝統を繋ぐ、鬼才サンティアゴ・バスケス率いるスーパーグループ:プエンテ・セレステ。今まで発表した楽曲の新録音を中心に彼らの魅力が詰まった新たな一枚が誕生しました。本アルバムのタイトル「NAMA」は文字通り“生”で、“加工していない”つまり“ライブ(録音)”をさします。大方のリスナーが慣れているスタジオ録音の音質ではなく、とてもヴィヴィトで洗練された音はまるでこの場で演奏しているかのような臨場感です。

Puente Celeste:  Official Page    MySpace

No.264: RUFUS WAINWRIGHT / All Days Are Nights: Songs For Lulu

Rufus Wainwright待望の6枚目。近年少し演出過剰な?雰囲気もあった彼ですが、今回はストイックに彼の声とピアノのみで綴られた待望の内容。タイトルはシェイクスピアの「Sonnet 43」とルーファス自身によるコンセプトに帰するもので彼の思う”Lulu”とは”誰の心にも潜む暗く、じっと考え込み、危険な女性的部分”だとか。尚”Lulu”とは1929年のドイツ無声トーキームービー映画「パンドラの箱」の中で’Lulu’役を演じたLouise Brooksがモデル。

Rufus Wainwright:   Offcial Page    MySpace

No.263: RACHAEL DADD / Summer / Autumn Recordings

英国ブリストルの女性シンガー・ソングライター、レイチェル・ダッドの06年作品。英国の空のような憂いを秘めたサウンドに、ジョニ・ミッチェルを連想させる透明で芯のある歌声と、アコースティックギターの柔らかな響き。鳥や犬の鳴き声なんかも聞こえてくる、窓を開け放しての録音も最高に気分ですね。ちょっと曇り空だけど、優しいそよ風を届けてくれる1枚です。

Rachael Dadd:  Official Page    MySpace

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